事業内容
- DX推進/IoT開発事業
- AI/ROBOTICS開発事業
こんにちは、株式会社ASTINAの広報担当です。この度ラズパイコンテストに応募させていただきました!
前半の記事ではこの装置を作った経緯をご紹介しました。この記事ではどんな仕様で作られているか、完成までの経緯などをご紹介していきます。
なぜこの装置を作ろうと思ったの?詳細はこちら
犬の作品以外にも、2チームが記事作成をしています。宜しければご覧になってください。
・期間 2ヶ月(内 構想期間 7日間)
・チームの人数
メカ担当:1人(サポート有)/ エレキ担当:1人(サポート有)/ ソフト担当:1人(サポート有)
~準備物~
部位 | 製造メーカー | 仕様 | 製品URL |
マイコンボード | Raspberry Pi | Raspberry Pi zero W | https://www.raspberrypi.com/products/raspberry-pi-zero-w/ |
クランプ式センサ | ユーアールディ | CTT-10-CLS-CV10 | https://www.monotaro.com/p/6290/5352/ |
ADコンバータ | Microchip | MCP3425 | https://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-08018/ |
ACアダプター | UME | AD-K50P300 | https://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-12001/ |
このような構成で装置を作りました。
全体的な構成はこんな感じになりました。
クランプ式センサから得られた電圧値をA/Dコンバータを使用してRaspberry Pi zero Wに入力し、レーザーカッターの稼働状況を取得します。
装置の仮組み立てをしました。
カバーを取り付けラズパイを起動しました。初動は無事成功したのでこれから最終確認です。
青色グラフはクランプ式センサから取得した電圧の変化を表したものです。このグラフからレーザーが出力されているかどうかの判別用閾値を設定しました。
Chatworkを用いた交換時期の通知の様子↓
無事に通知されたようです。
長いようであっという間に終わってしまった2か月でした。今回の装置では、レーザーカッターの稼働時間の累積とフィルター交換時期の通知という、とてもシンプルなテーマでしたが、いざ製作を開始してみると様々な部分でつまづいてしまうことがありました。しかし、先輩方の強力なサポートのおかげでなんとか、目標の機能を実装した装置を開発することができました。
また、普段の業務では交流できないような方々とコミュニケーションをとれたことも今回の製作の醍醐味でした。次もこのような機会があれば積極的にチャレンジしたいと思います。
なんとこの作品、
優良賞に選ばれました。
今回のコンテスト155作品が応募していたそうです。作成に携わったみなさま、本当におつかれさまでした!そしておめでとうございます!!
詳しくはラズパイコンテストのサイトで発表しています。他にも多彩な作品が発表されているので、興味のある方はぜひご覧ください!
社員の集まる場所で表彰式&景品授与式を行いました!(みんな顔赤いな)
チームの主力として活躍してくれた 石塚 が、チームの代表として社長の儀間から表彰を受けました。
いただいたのは賞状と、なんと…豪華な景品(Amazonギフト券)も!?いくらもらったんでしょうか( ^∀^)
遅くまで努力した甲斐がありましたね。おめでとう!!!
※飛沫防止用のパーテーションを設置するなど、感染症対策を行いながらイベントを開催しました。
次のコンテストも楽しい作品作っていきましょー!!
エンジニア 兼 テクニカルライター
高校時にHTML / CSS を使いプロフィールを書いたことがプログラムに興味を持ったきっかけ。
某時空系アニメに影響を受けハウスメーカーからIT業界に転職。
業務では Go / JavaScript をいじり、休日はArduinoとRabsberryPiの工作を楽しむ。